壇ノ浦戦記

ご機嫌いかがですか。無事戻ってまいりました。

昨日は久しぶりの遠出に、オムスビ持参で朝も早くから浮き浮きでした。
運転者は本人もあきれる方向音痴。
「西も東も真っ暗闇じゃ〜あ〜りませんか。」のMr.Totoro。

それでも、「天下の二号線」で迷うほどには
まだボケに気合は入っておらぬようで
下関市内にさしかかるころまでは順調な旅をさせて貰いました。

ところが・・・。
目的の地は「下関市綾羅木」
国道二号線から国道九号線へ乗り換えなくてはならぬところ
突然カーナビの三角印は道のない箇所で弧を描きだしたのでございますよ。

それどころか、あーた。
三角印は関門海峡を越えて、門司港に向かっているではありませんか。

「こらっ、なんばしょっと。」
「まぁだ用事ば済んでおらんとよ。」
「そげんこつ壇ノ浦沈みたかばい、はなこは下車するけん。Totoro道連れに行きんしゃ〜い。」

祈りが通じたのか、怒りに恐れをなしたのか
カーナビはしおしおと元のラインに戻ったのでありました。

ちなみに、Mr.Totoroのご先祖は壇ノ浦で沈まず九州へ落ちのびたので
今があるのでございます。

合掌。