低燃費は昔から 後編

どんよりとした朝でございますね。

えーっっと、おー・・思い出しました。続きがございました。
齢300歳を超えますと頼りないことでございます。

まさに、お集まりの皆様の不安が疑念に変わるころでございました。ベンベン。
新郎は蒼白の面持ちで登城、もとい登場し、
花嫁の顔色は見る見る燃え上がっていったのでございます。

「ちょっとーっ。なんやってんのさぁーっ。」
「ごめん、ごめん。」

「早く着替えなきゃ!でも何してたの、混んでたの!?」
怒りはおさまらないのでございます。(会社の遅刻とわけがチガウ!!)

「婚姻届けを出しに行ってネ。」
「えっ・・・。」(こんな時にかよぉ)
「そいで出そうとしたら無いの、書類。」
「・・・・・?」(な、無くしたの?)

「うちまで取りに帰ってさ、出してきたの。」
「・・・・・!」(このぉ〜、誰かに頼めよぉ)

「取りに帰ることはないでしょーが。」
「お義父さんに言われたんだよ。今日出しとけって、式のあとで。」

この日以来、Mr.Totoroはトラウマを抱えているのか、
お出かけの際には忘れ物をするのでございます。
毎度お馴染みの愛車同様、排出量の大きな体で
エネルギーを全開いたしております。

そのうち環境保護団体から苦情がくるよーっ。