5月, 2002 | はなこタッチ

失敗

さわやかとは言えませんが、兎に角、晴れ模様。\r
結構でございますよね。\r

うふふ、キマグレ界隈ではブツクサ。\r
「もう梅雨かい。」\r
この声が聞こえたとはさすが某国営放送局。\r
「まだ梅雨では無い。」を昨日の天気予報で繰り返しておられました。\r

さて、殿中ではすでに常識でございます。\r
失言・失敗は必ず日記ネタにされてしまうと。\r

はなこ　　　　　「あ〜、だれか失敗しない?」\r
ベルトの微少年　「僕、人生に失敗しました。」\r
Totoro殿　　　　「そうだろ、ここに入社したことが大きなミス。」\r

おはようございます。\r
皆様アンケートに難儀しておられるご様子\r
是非お気軽にお願いします。\r

丸谷才一さんをご存知でせう。\r
名エッセイストなどと冠をつけてしまふと
失礼に当たるのぢゃなゐかと思はれるのですが
敢へてそう言ふことを、皆さんは許されるでせう。\r

人間は越し方行く末に思ひを致すことがあるでせう。\r
特に、３０歳にならうかという頃にはなほさらに
案じることもあるでせう。\r

ぼんやりと記憶してゐるのですが
バブル直前には今思ふと妖気のやうな
ある高揚した空気が漂い始めたのぢゃなかったか。\r

その頃手にした文庫本で
月が脳天に落ちてきたやうな衝撃を覚へました。\r
すこぶる大きな音が鳴ったのは
空っぽで頑固な頭蓋を持ち合はせてゐたためでせう。\r

ふ〜っ、大変ですよねーっ。\r
こんな拙いマネ方をしてすみません。\r
関係者の方、見つけても叱らないでね。\r

結局何が言いたいのか?
自分が如何に無知、無学、浅識であるかを思い知り\
恥ずかしくて穴が有ったら入りたい心境でした。\r

えっ、掘ってやろうかって?
大きめにしてねっ、胸が支えるから。