口は災いのもと

もしかして、夜なのにもう日記見てます?

なんの、Mr.Chinnenの”減らず口”なんぞヘッチャラです。\r
“化け物”と言われよーが、わたくしはもう”納品済み”の身分。\r

今から\”返品”するのは体力・気力が惜しいので
Totoro殿も平穏無事を祈っておりましょう。\r

アンケート準備で質問事項を入力しながらのこと。\r
「本当に若いのではなくて”見た感じ”なわけだから。」\r
「理由があるはずですよねぇ。」\r
   (どうしてか考えましょ)

「たぶんわたくしの場合、生活感が薄めだからよね。」\r
「それは言えますね。」\r
   (違いない?)

「世間じゃ『家事は何もしない』なんて思ってるのよね。」\r
「『旦那を絶対尻に敷いてる』とかもっ。」\r
「はいっ!!。まさにその通りですっっ。」\r
   (す・・素早い返事)

「い〜いお返事だこと。」\r
「えらい反応が早いじゃないのぉ〜っ。」\r

「えっ・・そ・・んなことは言って・・ナイ。」\r
   (ほんとはそう思ってんのかい)
「み・・”見えてる\”って話ですよね。」\r
   (しどろもどろは何よっ)

「今みたく、都合の悪いことは気をつけて言ってんでしょーっ。」\r
「でもさっきのは”条件反射”だったでしょーっ。」\r

「あははははっ・・・っ。」\r
   (笑って誤魔化すなーっ)

知ってるよねっ、5月は賞与査定の締切月だって。\r

犬も歩けばスタンドバーで

もう17〜18年ほども昔のことでしょうか。
Totoro殿、二人の女性、私と4人で飲みに出かけました。
カウンター席に腰掛けた順は
左からMr.Totoro、私、Xさんと続き、Yさんが右端の壁際でした。
皆であれこれ楽しく話をしながら時間は過ぎました。

そのうちふっとお客様ひとりが、Totoro殿の左隣に座りました。
少し酔っている様子でした。
「う〜っ、おい、いいねぇ、両手にハナっ。」
Totoro殿に話しかけます。
「・・・・・・。」
Totoro殿は何か愛想良く答えていましたが
私の方は”中年のやっかみってのはイヤだな”と思いながら
聞こえてない振りをして同僚の二人と話を続けました。

「ほら、お宅のとなりのっ、いいねぇ。」
「・・・・・・。」

男はさらに続けます。
「あんた、この人を狙っとるじゃろ、わかる。」
「はぁ・・。」

店の女主人はついに助け舟を出しました。
「何いってんの。このひとは奥サンよ。」
「奥さんんっ??いーじゃないの、人妻だってさ。このごろはっ。ねっ?」
「だから、奥さんなの。」
「いーんだよ、いいねぇ。」

最後まで真実を理解することなく
千鳥足の紳士は帰って行きました。