ギャンブルの果ては

独身男性にとって、大きな関心事は未来の伴侶のこと。\r
女性の、”夫を選択する判断基準\”が気になって仕方がないようです。\r

長く連れ添った夫婦には、必ず何かがあると信じ\r
“奥さん\”を見かけると、聞きたくてウズウズしているMr.Chinnen。\r
年季の入ったご夫妻では流石に自分からは言い出せないようで
代わりにインタビュアーになってしまうワタクシです。\r

「若気の至りですね。」\r
まぁ、大抵このようなお答えでございますよ。\r

わたくしの実感と致しましては
やはり、結婚は”大博打”と言えるのではないでしょうか。\r

「コヤツとどーして一緒に居るのか?」\r

転寝をしているTotoro殿を眺めながら\r
真剣に考えましても、もう遠い昔の事でございます。\r
今わかる事は唯一つ。\r

11時近くになって「2時間ドラマ」のエンディングテーマが流れると
「ねえ、犯人誰だった?」\r
とむっくり起き上がるに違いないことでございますね。

血液型 前編

あるお方、最近お父さんになりました。\r
当然ながら、父親の実感というのはまだないようです。\r

オメメぱっちりの両親から生まれた娘っこ。\r
顔立ちもどこか似ているらしいのですが・・
たぶん美人になるでしょうね。\r

とはいえ、眠っているばかりの姿ですから\
血液型が自分と同じであるというのが\r
我が娘であると信じる最終的な根拠となっているところ\r
宿命というか、「男の悲哀」を感じたりなんかします。\r

血液型というのは両親のどちらかをそのまま受け継ぐと
実にわかりやすく、平和なのですが
そこには遺伝のルールが存在致します。\r

例えば二親ともに「A型」の場合に
「O型」の子供が生まれたりします。\r
五人家族「オールA」となればよかったものの
たった一人「O型」に生まれた姪っ子は

「ねえ、おばちゃんの血液型は?」\r
「Aなの」\r

彼女は生まれて初めて遭遇する\”理不尽”に
言葉を失ったのでありました。