学校で教えてくれること 

続きでございます。\r

“革命家”が年月を経て
“飯炊き”を日常の業とする身分になってみますと
豊かになり、より美味しいものを求める人で
世の中はいっぱいになりました。\r

どこそこ沼の米、どこそこ山の水と騒ぎ
米屋にすし屋に老舗の料亭までもが
旨いごはんの炊き方を争って教えてくれるのでございます。\r

かくして、我が家には
毎日美味しいごはんが登場することになりました。\r

米は研いで良かったのでした。\r
栄養価なんぞは他のもので補えます。\r
気をつけるのは、粒を割るほどにはゴシゴシやらない事。\r
水はきれいになるまで取り替えて、糠はきれいに取り去る事。\r

思えば、後々になってこのように自分で試せることは
問題はないのでございます。\r

太陽系に並ぶ星の順番や円周率は
興味関心が無ければ、旧い記憶のままで固定されるのでございます。