夜遅くに、たった一人で遠路はるばるお出ましとは
たぶん何かおありだったのでございましょ。\r
ところがあーた\r
疲れているところに見たものは
ボストンバックの口があんぐりでございます。\r
Totoro母はしばらくの間ただ黙っていたのでした。\r
親不幸なTotoro殿も黙秘で応戦\r
不穏な空気が狭い家の中を流れましてございます。\r
我慢の限界に達したTotoro母は
「どっか行くんかね。」\r
「沖縄!」\r
とだけ返してTotoro殿はカメラを弄んでおります。\r
あや〜っ、まずかねーっ。\r
なしてこうなるかねぇ、こいつら・・おほほ、この二人はっ。\r
そこでとうとうわたくしは『キヨミズの舞台』から飛び降りてしまいました。\r
「お義母さん、一緒に行きません?」\r
