目の寄るところに

今日も朝はさわやかです。\r
お茶もいただいたことだし、いっちょーいきますか。\r

さわやかと言えば某通信会社の営業君。\r
時々書類を持ってご来社になりますが
スラリとした今時の三ツ星、ならぬ三つボタンのスーツで
毎度ご登場になります。\r

三つボタンスーツが似合うのは
彼のように小顔で細身の若者に限ります。\r
三段腹に鬼瓦のっけてちゃー・・これっ、ここで笑うなっ。\r
思い当たる節々が痛いでしょーがっ!!!。\r

彼の名はT君、イニシャルは同じでも・・いえいえこれは禁句。\r
同世代の若者としては羨ましいのか、嫉ましいのか\r
T君ご来社のあとには、何かヒトコト言わずにはいられないChinnen殿。\r

「顔、ちいさいですねーっ。」\r
「我が殿中のタイプじゃないことは確かよ。」\r
「それって・・・・・・・。」\r
「頭おっきいのばっかしだからね。」\r
「・・・・・。」\r
「何か異議でも?」\r
「いえ・・そんな・・・。」\r

「でしょう?」\r
「はい。」\r
「ついでに態度のほうも。」\r
「・・・・・。」\r

Chinnen花嫁修業

お弁当作りも板についてきたChinnen殿
Mr.梅庵によくからかわれております。\r
「そんなに料理上手になってどーするの。」\r

「あはは・・・。」\r
いつもニコニコのChinnen殿、野次は全く意に介さないのか\r
はたまた返す言葉も持ち合わせないのか\r
次のように申すのでございます。\r

「親分、酢の物を作ったら\”ス”の味しかしないんですが。」\r
「砂糖と出汁は入れたのかい?」\r
「ん〜っ・・やっぱり・それ・・ですね〜。」\r

耳聡いMr.梅庵、機会は逃しません。\r
「ラッキョウ酢とか、なんとか酢ぐらいにとどめておいたほうがいーんじゃないの?」\r

「どーしてですか?」\r
「嫁さんが困るでしょ。君のほうが上手いんじゃー。」\r
「ん・ん〜っ・・・。」\r

あくる日のお昼時\r
「砂糖と出汁入れたら、酢の物の味になりました。」\r

思うに、やっぱり嫁入りしたいんじゃないかしら。