問題の本質は

墓参りを致しました。\r

思ったより暖かい海辺の道は混雑も無く\r
快適なドライブ日和でした。\r

坂道を登るのにいつもより少し息が切れたのは
このところの仕事ぶりを思い返せば、納得も致します。\r

道すがら、埋め立て中の海岸線を眺め\
この辺りに出来上がる娯楽施設に、集客は可能なのだろうか。\r
ともぼんやり思いを馳せることでした。\r

すぐ近くの遊園地が寂しい結果で終わったことを\
地域外から訪れたわたくしたちでさえ覚えているというのに。\r

公営の駐車場に車をとめ、入ったパン屋の店内には品数が少なく\r
日曜日には調理パンは作らないという話に
前日に焼いたであろうパンと、陳列している大き目のコロッケ
色とりどりのケーキが急に色あせて見えたことでした。\r

消沈した気分のまま、他の店のテナントでいくつか選び
カウンターまで持参すると、精算は別の場所でと案内されました。\r

非効率だから衰退するのか、衰退するから非効率なのか\r
地方の小都市が老いて行くのは止められないのでしょうか。\r

駐車場の料金が安いのさえ、どこか哀しい思いになりました。\r

怪しい証言

休日のひととき、いかがお過ごしですか。\r
本日は勤労感謝の日ですね。\r

祝日の土曜日はなんだか損した気分の方もいらっしゃいますか。\r
カレンダーの『曜日による色分け』を間違ったりしてねっ。\r

さて、遠足の翌日というのは代休です。\r
昔からそうでした。\r
幼稚園児であったある日、代休日に母について買い物に出かけ
スクーターにぶつかってしまいました。\r

転んだ拍子、ペダルにセーターの襟元がひっかかり\
スクーターの後からついて路上を滑走したのが\r
下に向けた顔だったので、ひどい形相になりました。\r

びっくりして顔を拭いている母に、知らせてくれる親切な人があります。\r
「ねえ、おかあさん、後ろ見てご覧!!」\r
後ろ頭はもっとヒドイことになっていたので、母親は仰天。\r
近くの外科に飛び込んで早速に治療いたしました。\r
つむじのあたりを剃髪し、頭を押さえつけられて
麻酔もなく、ザクザク縫われました。\r

これはよくある話、ここからが摩訶不思議なのです。\r
日々にこの事件を思い出すと母が申すのが\r
「大変だったの、子供だから麻酔かけてる間に出血死するからってねぇ・・。」\r
で、縫ったのがフタ針だと言うのですが・・・。