痺れは切れて欲しい

さっきポツリと来ましたね。\r
食事のあとで、あまりウロウロしなかったのは正解でした。\r

年始に寒かったので『頸肩腕症候群』が悪化して
ついに通院のハメになりました。\r
これは、頸から鎖骨を通って指先まで通っている血管や神経の一部が\r
圧迫されてしびれちゃう症状なのです。\r

『五十肩』だろうって?
ま、お口の悪いことですわね。\r

確かに、それとは酷似しておりますがこれは体質的なもの。\r
昔からときどき出ていた症状なのでした。\r
問題箇所が頸と肩の両方にあるものですから\
激しく筋肉を使って筋肉疲労を起こすことと
冷やすことは禁じられました。\r

「スキーはダメですよ」\r
いがったぁ〜っ、スキーの経験なぞナイ、どころか\r
寒いところはぜぇ〜ったいキライなのぢゃ。\r

ついでに重たいものも持っちゃいけないとか\r
そぉ?やっぱり箸より重いものは似合わないワよね。

受難の時代 二

その昔、お江戸では女性が少なかったと聞いております。\r
その上妻を何人も持つお大尽が存在いたしました。\r
特定の層に妙齢の美女が集中いたしますと
下々までは幸せが回って来ないのでございますよ。\r

縁あって娶りますれば、これは大変な果報。\r
で、どのようにしたかと申しますと
こまめに世話を焼いたのでございます。\r

「朝ご飯を炊くのは亭主の仕事」\r
というのが長屋の常識でございましたさうな。\r
うらやましいぢゃありませんか、ねぇ。\r

「女房のかかとが荒れているのは亭主が悪い」\r
つまり、懐に入れてあたためない、愛情が足りないと。\r

なんてことでせう、これで「懐が深い」なんて言ったのかどうか
怪しいものではございますね。\r