受難の時代 一

仕事柄、色々な方にお目にかかります。\r
概して女性は本音を申しますので面白うございますが
男性の多くはまだ建前ばかりをお話になるのが\r
どこか哀しいのでございます。\r

それでもときどきはハッとするようなことを仰います。\r

ある殿方の見方としては
「一夫一婦制はモテない男の救済制度なのです。」\r
う〜ん、うなりましてございます。\r

この制度が崩れますと、如何様になりますか。\r
男女平等が叫ばれて久しく、女性も経済力を身につけつつあります。\r
養われる必要が無くなったら\r
一体どんなお人を相手に選びましょうか?

丈夫で健康な身体と健全な精神の、わが子の父として相応しい人であります。\r
すなわち「イイ男」に集中するのではありますまいか。\r
そして、結婚の必要も無くなって来るのかも知れません。\r
子供は自分で育てれば良いのでございますから。\r

これはいわゆる「モテない男」にとっては受難と申せましょう。

裏の裏は表

おはようございます。\r
雪は解けましたが、引き続き寒いですね。\r
どちらもこちらも風邪の声、お気をつけ下さい。\r

さて、今日は勝負事の日だそうですぜ。\r
語呂合わせで作られた記念日のうちでも、一等バカバカしい。\r
ご紹介せずにいられませうか。\r

『イチかバチか』でございますよ。\r

サイコロをコロガして「丁か半か」と言ってたのを\
面倒くさくなったか、いつの間にか\r
丁と半の漢字の上の部分を取って「一か八か」になったとか。\r

このやうな人生街道をまっしぐらのお方
笑えないとか言ってねぇでおきばりよし。\r

どっちに転がっても、最後に行き着くところはおんなじだもの。