ちょっと思い出そう

なかなかに風化しない記憶というのがあります。\r
1995年の今日、関西大震災が起きました。\r
そしてこの日を「防災とボランティアの日」としたのであります。\r

朝5時46分に何をしていたかといいますと
内装工事を控えて仮住まいの生活をしていた住居で
わたくしはぐっすりと眠っておりました。\r

地震の揺れで目覚めたのは、長い人生初めてでありました。\r
夫君はコーヒーを淹れんと湯をわかしつつ
トイレの中にこもっておりました。\r

彼の「おーいっ、ガスっ、消してくれっ。」\r
という言葉・・というか怒鳴り声と殆ど同時に、目覚めたのであります。\r

個人的な地震の被害は、さきの芸予地震のほうではありましたが\r
やはりこの日のことは忘れられません。\r

道路の確保など、復旧開始までに3日を要するとか。\r
水は1人分1日3リットル、そのほかの食料も備蓄すれば憂いなし。\r
だそうですが、つい忘れてしまうんですよね。イケナイ。

すべりこみは

注意報も発せられたくらいに寒い朝でした。\r
この冬二番目の冷えですとか。\r
風邪ひきさんは是非お大事に。\r

わたくし、慌て者ではございますが
洗い物をしているとき「壊す」ということや\
料理中に「焦がす」ということはめったにないのであります。\r

ところが例外がふたつ。\r
「サトイモ」と「ナンキン」。\r
相性が良くないのかしら。\r

今日も今日とてお弁当用にかぼちゃの煮物をしていて
鍋底が焦げている匂いに気付きました。\r

薄っすらと焦げている煮汁から引き剥がし、別の鍋に移して
もう一度味付けをやりなおしました。\r
すんでのところで救われるのもいつものこと。\r

あら、昼だ。\r
問題のかぼちゃの味はどーでしょ。