締切

暑いですね。\r
ゴールデンウィークでもご出勤の皆様、お疲れ様です。\r

月末でもありますが、景気はいかがですか。\r
締切日なのに焦るような気持ちが薄かったのは
連休の浮かれ気分が感染したのでしょうか。\r

締切の焦りと言えば、昔「番茶も出花」のころに思っていたこと。\r
老いる前に彼岸に行くことでした。\r

60歳はもう老婆だと考えていたのです。\r

このように傲岸であったとは、今になってみれば
とても恥ずかしいことであります。\r

少し前に「失楽園」というドラマが流行りましたが\r
(映画とドラマはパス!!)
小説ではこのヒロインが30代半ばを過ぎて尚\r
「綺麗なうちに死にたい・・・」てなことを言っておりました。\r

まっ、子供ねっ!!

と鼻先で笑ったものです。\r

人生の締切は誰にもわかりませんもの。\r
望んだり語ったりせずに、今日一日が無事であったことに
感謝いたしましょうよ。\r

あら、今晩のおかずは何かって?
この締切には悩まされるのよねぇ。

ある週明け

昨日は早くに出社し、一仕事を終えてからちょっと洗面所へ。\r
戻ってくると見覚えのない紙袋が机の上にあります。\r

「あれっ?」\r
「ああっ、それChinnen君が持ってきたよ。」\r
「んん?」\r
「スイマセン、それ急須です。」\r

壊してしまった急須の代品でした。\r
「あらま〜っ、気にしなくていいって言ったぢゃないサ。」\r

「あの『褒めるとロクなことない』ってメールです。」\r
「???」\r
「壊したのを報告したメッセージは、未だ見てないタイミングなのに。」\r

「どうしてわかったんだろうって、怖くなって買って来ました。」