明日に向かって撃て

涼しくて目覚めました。\r
これはもう秋風でしょうか。\r

しかし殿中は朝からヒートしています。\r
今日もキーボードの音が一日中鳴り続けることでしょう。\r

せめて「涼しい脳みそ」と参りましょ。\r

7月最後の一日。\r
「仕事は追いかけるもの」でございますよ、皆様。

思い出の瞳

「あるお総菜やさん」に勤めている「ある人」の顔立ちには
どこかで見覚えがありました。\r
目元、口元、健康そうな肌色は知っている人でした。\r

彼女の仕事はレジを打ち、お客様から代金をいただくこと。\r

買い物に行くたびに名前を思い出そうとするのですが
今や中年となった彼女と最初にどこで出会ったのか\r
霧に包まれたように記憶がぼんやりとしています。\r

名前まではもともと知らなかったのかも、と考えたりしました。\r

あるときに薬局へ行くと彼女にそっくりな人が居ます。\r
姉か母かに違いないと判るくらい似ています。\r
仕事はレジを打つこと。\r

そうだ、学校だ。\r

名札もついていて、名字の件も解決しました。\r

それから何日か後のことです。\r
そっくりな顔の「若い娘」がスーパーのレジに居ます。\r
ネームプレートを見ると同じ姓でした。\r

三代に渡って店舗のレジに立っているとは。\r

感慨を味わったあとで、一つの疑惑が生まれました。\r

自分と同じ頃に学校に行っていたのは誰なんだろう。