追想

何時晴れるとも知れない雨空\r
午後のハーブティー
パーカッションの響き\r

口紅を付けない日に
白いシャツの袖は折り曲げない\r

溢れてしまいそうな川岸
海に向かう病葉(わくらば)
ストリングスの嘆き

滑り落ちたカップは
ゆっくりと確実に砕け散る過去\r

新しい私