箱から取りいだしたるその食べ物は、ベンベン!!
「気味悪くなぁ〜い?」の一言により\r
下駄箱の上に並べられました。\r
話は逸れますが、この下駄箱は200キロの水槽でも置けるように
作りつけてあるものです。\r
下駄箱の上のカップラーメンたちは靴べら、花瓶などの横に在って
自らの存在を主張する根拠もないのです。\r
ところで今もって不思議なのは、誰の仕業・・いえいえ
どなたの行動であるのかということです。\r
解放廊下に人影は見あたりませんでした。\r
あのように素早く逃げおおせる・・おっと、去ることは
普通の人間にかなうモノなのか?
「クノイチ」、あるいは「狐狸」の類か?
まだそのことが頭を巡っております。
