続 マーケット

それからほどなく自分のなすべき用事に意識を戻し\r
いくつか作業をこなしました。\r

行列のための縄張り・・・ってゆーかぁ・・・
ビニール縄張りの廊下を伝って外へ出ようとすると
「あの・・・」と、声をかけられました。\r

(あらぁ♪わたくしにもお聞きになりたいのぉ。なんでしょーか??)
という独白は押し隠します。\r

「はい?」\r
「アンケートなんですが。」\r

(お゛〜っ、さっきの美女とおんなじマーケットなのねぇ、いーわよぉ)
「はい。」\r

「エイティーエム デ タカラクジ ヲ カエルノ ゴゾンジデスカ」\r
(えっ??)

「知っています。」\r
「ドコデ オシリニ ナリマシタカ」\r
「メニューにありました。」\r
「ソーデスカ カワレタコト アリマスカ」\r
「ありません。」(忙しいのっ!!)

「キマッタウリバ デ カワレルノデスカ」\r
「いえ。」(買わないって言ってるっしょー!!)

「デシタラ ココデモ カエマス ノデ」\r
「そうですね。」(だから、買わないのよっ!!)

「あのう・・ここの売り場で当たりが出たことあるんですか?」\r
「ハイッ」\r
「そーですか」(・・・・・。)