フアッション感覚

どんより気分の午後、眠気覚ましはいかがなさいます?
わたくしコンビニへでかけます。\r

ご存じのように、近所には「S」、「L」、「Y」、「P」に
コンビニエンスまがいの商店まで揃っております。\r

大抵他人のことは目に入らぬのですが
今日は違っていました。\r

雑誌の棚の前に立っている「ムスメ」。\r

確かに百貨店やブティックのショーウィンドーは冬模様で
すでに毛皮のついたジャケットを飾ってはおりますよ。\r

だからって・・・ほんとに着ることはないじゃありませんか。\r
黒いトレンチコート。\r

その裾から30センチもはみ出しているスカートは
スケスケの、ピンクの花柄のワンピースで
胸元にはパールのネックレス。\r

でも決して披露宴の帰りでないことは
そのヘアスタイルや化粧が普段のままであることでわかりました。\r

ちょっとずれてない?

情熱

日曜日の夜は早々と就寝するのですが
ときどき11時過ぎてもテレビを見ることがあります。\r

そんな魅惑の番組は「アーカイブス」と「情熱大陸」。\r
さてさて皆様ご存じでしょう。\r

久しく「アーカイブス」が続いていたのですが
夕べは「情熱大陸」を観ました。\r

ヒロインは24歳。\r
これから世界へ売りだそうというJAZZピアニストです。\r

彼女は子供の頃にアメリカへ渡ることを決意し
桐朋でも芸大でもなく、法政大学へ進学します。\r

20歳のときにアルバイトで貯めた資金を持って渡米。\r
そして今年、「バークリー音楽大学」を首席で卒業しました。\r

彼女はサラリと言います。\r
「スランプだなんて!!。できなきゃ、できるまでやるだけのこと。」\r
「例えば戦争なら、自分でどうにもできないこと。」\r
「どうにもできないことに邪魔されているわけじゃないのだし。」\r

周囲からは天才と言われている人物は
納豆ごはんを朝食に、カレーパンをバスの中でかじり\
20キロの機材と衣装を抱えてステージへ向かいます。\r

才能と技術のある人間はいくらでも居る。\r
それだけじゃ成功は約束されない。\r

彼女は楽しそうに言います。\r
「起きたら食べて、仕事して、食べて、仕事して・・・。」\r

もし、あなたが何者かになりたいのならば?