危ない話

あろうことか、日記をため込んでしまいましたYO。\r

本当に今週は大変でしたもの。\r

ところでご近所の、ミニコンビニショップで買い物をするのが\r
日課とも言える日々のキマグレ夫人であるわたくし。\r

ある日のこと。\r

入り口から右手へぐるりと通路を通りました。\r
左手の棚、サンドイッチやおむすびのところへ直行するのが常。\r
ところがっ・・・何を思ったのか雑誌の前を過ぎ
一周してアンパンを手にし、そのまま。\r

・・・ドアの近くに立ちどまりました。\r

「お預かりしましょう」と声をかけられて我に返ったわたくし。\r
様子が変だったのでしょうね。\r

身体は、真っ直ぐ外に向かっており\r
あと2歩進むと自動ドアが「パカーン」と開いたことでしょう。\r

ひやひや。

分別

価格の表示に続いてスーパーマーケットに起こっている異変。\r
袋が透明になりました。\r

レジの脇にわざわざお断りが書いてあったりします。\r
「ゴミの○○によって当店では××を透明に・・・ご理解を。」なんてね。\r

さて、「分別盛り」と書けば「ふんべつざかり」\r
「ゴミの分別」と書けば「ごみのぶんべつ」\r

「分別袋」と書けばなんとお読みになります?

なんだか某国営放送局みたいになってまいりましたが\r
「ふんべつぶくろ」が正解です。\r

うふふ、『ゴミの分別に使用する袋』ではございませんよ。\r

広辞苑によりますと
『思慮・分別の出てくるところ。ちえぶくろ。』だそうで
まったく紛らわしいこと極まりないですね。\r

思うに「ふんべつ」ってのは近松門左衛門の浄瑠璃\r
孕常盤の文句なんかにもででくるくらいですから\
ゴミの分別などよりずっと先輩なのです。\r

しかし言葉は時代により、その意味が変化して行きます。\r

いつの日か「分別者」が「ぶんべつもの」と読まれ\
粗大ゴミ扱いになりませんように。