薔薇の憂鬱

確か六月か七月のことでした。

年のせいか、パソコンのせいか
日々漢字が書けなくなってきた、と
嘆きを酒の肴にしての夕餉。

「ねぇ、難しい漢字は昔からきちんとはかけないもの」
「そうだね」

「たとえば薔薇とか、憂鬱とか」
「そうだね」

「檸檬とか」
「書けないねぇ」

そんな会話をした明くる日の新聞に
作家のエッセイが載っていたのでした。

駆け出しの頃ある人に『薔薇の憂鬱』って書けるかい?
と聞かれたエピソード。

・・・そうなのよね。
これって教養のバロメータなのよ。

で、そこのあなた
書けなくても意味くらいはわかります?

やはりヘンな頭?

午後は呉へ出張でした。

今月はすでに来週の出張も決まっています。
なんだか本当に「働け」ってことらしいですね。

ゴールデンウィークに美容院へ行ったきり
メンテナンスを自宅で繰り返すくらい
時間がなくなってしまいました。

そろそろ三毛猫状態なんだけどなぁ。
まっいーか。
初対面だもんね。

白髪が目立って少しくらい年が多く見えても、いーの。
「あらっ、はなこさんお疲れかしら」
なんてことにはなりませんもの。

ふふ、普通だと初対面の人にはよい印象を与えたい。
ってところだけど。