天賦の才

量産の願いが太平洋を越えて聞き届けられたのかどうか
大記録まであと10本となりました。

・・・イチロー選手の話です。

彼にインタビューできる人は幸せですね。
簡潔で当たり前で、尚深遠な答えが返ってきます。

身体能力は、勿論普通の者より優れているのではありますが
素質の上に4回の漆塗りをしてあるような神々しさを見るのは
わたくしだけでしょうか。

さて、糸井重里さんとの対談で語られた言葉を
引用致します。

 あのヒットを一本打つのに、
 どれだけの時間を費やしているか。

 あのヒットの一本が、
 どれだけうれしいか……。
 もちろん、そのそぶりは、見せないですよ。

野球職人としての誇りと、スター選手の孤独。
知らず、涙腺が緩んでしまいます。

彼は半端でなく、「野球」に全てを掛けているのです。

そしてこの週末、どんなことになりますやら。
静かに待ちましょう。

悲願

寒さ暑さも彼岸まで、なんてぇ申しますが
秋分の日の今日までが暑いってことでしたかねぇ。

あたしゃ、勘違いが多いもんで。

ちなみにこの日の題名を「111」のままでお読みなすった方
「秋分の日」かどうかを試そうってぇわけでして。

今はちゃあんとしてまさぁ。

えっ?
歳だ?
ったってご隠居さんには追いつかねぇ。
とんでもねぇことお言いだねぇ。

「ゲキボウ、ゲキボウ」なんてぇ言い続けていたんすが
あたしだけでなく、皆さんも結構お忙しいようで。

なんだか9月は不思議なひとつきでした。
あちこちで「糞詰まり」、言い換えれば「滞り」。
スポーツではストライキに記録の更新待ち。
ビジネスは返事保留。

そうそう、個人の方は転職、転勤、転居で流動的。

彼岸過ぎたら落ち着きますかねぇ、ご隠居さん??