時期逸す

文化の日、いかがお過ごしでしたか。
わたくし、ぐうたらの一日を過ごしました。

昨日の午後、昼食後になんだか予感がして
「ちょっと行くから!!」とおでかけ。

だるい、のが診療所へ行った動機でしたが
「熱は?」の質問にはっとしました。
何だか熱いのです。

次に「いつから?」と聞かれます。
思い出せないけど、一週間以上はこんな感じのような気がするので
そのまま答えました。

熱があってだるいなら立派に風邪ですよねぇ。
そのくせ他の人には
「あらまっ、お声が!!」なんて暢気にしてました。

お目出度いったらこの上もございません。

ま、幸い大したこともなく、風邪でしょうと言われて点滴。
ベッドは向きの違うのがふたつあって
「どちらへでもどうぞ」とおっしゃるので
左側が通路になる方を選びました。

ここはクリニックだから初診料が○○点で
250ml点滴注射の手技料は○○点だから・・・
などどぼんやり考えているうちに
ぶら下がっている容器が気になり始めました。

わたくしの方からは裏返しで、薬剤名が読めないのです。
どうしても確認したい!!
ブドウ糖と何かの、その「何か名称」が半分しか見えません。

ついに決意して半身を起きあがらせ
空いている右手を伸ばして袋をこちらに向けようとしたとき
「あらっ、どうしたの?」

見つかってしまいました。
「いえっ、何でもありません」
「びっくりするじゃないのぉ、突然起きあがっちゃぁ」

ああ、惜しいところであった!!