無知を知る

秋の夜長は古典だ!!
と勢い込んでいたものの現実は厳しく
しばらく本から遠ざかっていました。

久しく書物と縁遠くなっていたことの弊害は如実で
すっかり「読み」が怪しくなっています。
正確に言えば、少し前までは知っていたはずなのに
なかなか出てこないのですね。

書けなくても読める。

これは不勉強の言い訳として最後の砦だったのですから
これが怪しいとなればもう大変。

など思ひて書店の平積みを眺むれば
「読めるようで読めない漢字2500」なる文字
こちらを向きて、誘ふやうなり。

迷い無く、購ひたり。

頁の、先に進むにつれ、落ち込みは深くなりぬ。