絶句

読解力が低下しているそうです。

実感です。
今「ドクカイリョク」と入力したら「毒灰緑」(色か?)と
変換用の辞書が指し示しました。

!!コノヤロ、ありえねぇだろ。
てめぇのせいだな。

おっといけません、論議が筋違いですねぇ。
コンピュータのせいにするのは。

例えば携帯電話の電子メールで絵文字中心の日常が
今の状況を作り出していると、報道番組では伝えています。

けれども本当は、変換された内容がおかしいということに
操作している側が気づかなければならないのだし
友人とは絵文字で伝え合うとしても、公の文書であれば
それなりに書く必要があるのです。

日記では何回か愚痴っていましたが
やっとお役所も認める発言をしました。

じわり、じわりと学力が下がってきていたのは
職場では常識でございますよ。

最初は読み書きの怪しいその個人の問題かと
ぼんやり思っていたのですが
社会全体としてそのようになってきていると
殿中ではしばらく前から、囁いているのであります。

言葉は概念を表すもの、論理を構築するものでせう?

自分の頭の中が整理できないのでは
正確な報告は無理というものです。

テレビではインタビューをしていました。
「活字は読みますか?」
「えっ、活字って何?」

棚から・・・・

「おーい、タイヘンだっ!!」の声で起こされました。
その主は夫、場所はキッチンからでした。

行ってみると、あら大変。
金属製のボウルに水滴がポツタン、ポッタン。
雨漏りよろしく、棚から落ちてくるボタ水滴を
受け止めているのでありました。

うふふ、いくつも受ける入れ物はあるのに、なぜ金盥風かは
少々疑問があるのですがね。

水源地は天井、上階で何かハプニングと察せられます。
確認のためと、ついでに警告を発するために
急いでパジャマから着替えて夫は出て行きました。

戻って来るなり、「浄水器ぢゃった〜!!」

下手人は、かつて夜中に尋ねてきたり
焼き芋をドアにつるしていたその人でありました。

浄水器に取り付けてあったホースの向きが変わったのに
全く気づかず放水してしまったのです。

夜になって、詫びに来られました。
手みやげは焼き芋、ではなくてデパートで買ったお菓子。

「気にしないでくださいネッ♪」

とは言ったものの、もう水は勘弁してくださいませ。
もし、水やりでしたらば「赤紫蘇」に「金のなる木」
お宅からベランダに舞い降りたものにお願い致します。