夜の会話 2

現場作業は、時間が経ってから喉の渇きがひどくなります。
無意識に水分を採るような買い物をするようです。

それが自宅に戻って忙しくしていると忘れてしまい
食事も済んでのんびりしているときに、ハタと思い出したりするのです。
テレビで果物が映ったとたん、二人同時にフラッシュバックが起きました。

NHK教育テレビで「知るを楽しむ」を見ていたとき
向田邦子さんが農村の話を始め、葡萄を買ったこと、思い出しました。

小分けしてある袋を二つ。
ざるに盛って、これだけで全部。

食べながら続きを見ます。

もう、大量に買うなんてことないし。
もったいないからこれくらいがいいよね。

んんんんん、美味しい。

種も出すの?
あら、食べちゃうの?

ピオーネって種なしじゃなかったっけ。
あら、種があったんだ。

気象予報士の日

昨日に引き続き夕方の星を写そうとして、マリーナホップへ。
騒音に近いような60年代のポップスを聴きながら、闇が濃くなるのを待ちます。

光の渦をまだうまく処理できない腕は、星を捉えるのはとても困難なこと。

それでもより良い場所を求めて海岸近くの駐車場で
壁に寄りかかってカメラを抱えたら、左の足元が崩れました。

膝から下が溝に落ち込んで、脛を強打。
休日なのでストッキングの損失はないものの、見事に擦過の傷と紫陽花が拡がりました。

そうそう、今日は気象予報士の日。
霧が少し出ていて、星の影の薄い黄昏でした。