下流生活

事務所東側

バブルの頃の、夫婦の話題。
これからは絶対に貧富の差が出る、というのが共通認識で
「一億総中流なんてとんでもないことだ」、というのが口癖でした。

自分たちは下流。

自宅以外にこれといった財産も地位もない。
価格は値上がりしても、住まいである以上売って利益を出す意味もない。

3部屋の住宅に中型の自家用車で中流と考えているのなら
何か勘違いをしているように思えていました。

世間は踊っていても、サラリーマン世帯はつつましく
せめて自分自身の中に財を築こうと決意したものです。

泡の消えたあと、長い停滞が続いて15年。
人々はやっと気づき始めました。
本当は下流であることに。

「いつかはクラウン」から「毎日100円ショップ」へ。
これは「下流生活」というベストセラーのうたい文句です。

クラウンを持ち100円ショップに行かない人が下流でないのか
永遠の下流人としては結論が出せずにいます。

車窓から

昔から好きな「世界の車窓から」。
本物の方は見事な映像で親しまれてゐますから、皆様ご存じでせう。

あのやうなものが撮れる、とまで自惚れはしなひものゝ
永遠の素人、と言へるキマグレ隊は出会ひ頭に期待し、走ります。

車内から見る風景といふのは、ガラスの色でフィルターがかかってゐて
窓を開けたときには大抵落胆する、といふ次第です。

まあ、見合ひ写真に気を惹かれて会ってみると
それほどでもなかった、といふやうな具合でせうか。

車を停めてカメラを構えてゐる「でこぼこコンビ」をお見かけの節は看過のほど。