播磨屋さん

階段を登るとそこは踊り場であった。

数メートル先にドアがあり、先を行く夫はノブに手を掛け、言う。
「播磨屋さんから電話ない?」

はて、はりまや?
♪ぼんさ〜ん、かんざし買うを見た・・・いやこれは「播磨屋橋」

後から黙って階段を登っていく妻に夫は続けて言う。
「ほら、鍵」

はい、それがカギざんす!
「おお゛〜っ、印傅屋の岩田屋さんね」

それは広島市内の繁華街にある鞄の専門店で
日曜日にキーホルダーを注文したのでした。

ちょっと前から気に入ってる「印傅屋」の商品を置いているのがここです。
「そうか、播磨屋さんかと思った」
はいはい。

門前の

寒い日が続きますね。
風邪も流行っているようで、皆様ご自愛下さいませ。

では、また。

おっといけねぇ、タイトルは「門前の」でござった。

以前によく自宅で宴会をしていたころ
料理はどこかで習ったのかと聞かれました。
生け花も先生についたかどうか気にされる方が多いようです。

昔はいずれも家庭の中にあったものですし
特に料理は毎日の生活で
まさに「門前の小僧習わぬ経を読む」なのであります。

さて、音楽であれば習うのがほとんどですよね?
例外はあるにしても。
だからピアノを弾いている人には
どこで、誰に、または何年くらいなどを尋ねるでしょう。

困るのがコンピュータ!!

お客様先で作業中に
コンピュータの学校へ行ったかどうか質問を受けます。

コンピュータの世界では、職場で身につけていることも多いのです。
ある程度の年齢以上ですと、プロでもそうなのです。
歴史の浅い技術だからですね。

理解していただくために前職の説明を始めます。
これがまた認知されていない仕事で、大変です。

たとえば、ガソリンスタンドで給油したところからデータが流れて
請求書発行をしていたとか、会員カードを作っていたとか。

そーだっ、カード!!
うふっ、あれの作り方は惜しいことに忘れました。