ただ、海

午後から半休をとりました。
出がけのぐずついた空模様にも、なぜか心は青信号。

近頃のカンの冴え、うれしいですね。

行き先は竹原市
京都・下鴨神社の荘園であったというこの地域は、伝統と文化がぎっしり詰まっていました。
ゆっくりできる方は近くに温泉もありますよ、いかがでしょ。
有料道路を利用すれば広島市から1時間程度の近さ。

余は満足ぢゃ!!

って、ごめんなさい、お礼が遅れました。
快く写真を撮らせてくれた蔵元の皆様、心より感謝を申し上げます。
益々ギャラリーを充実でき、幸せです。

ところで先日「忠海」の話題で盛り上がった話ご記憶ですか?
忠海は竹原市、なのですね。

東広島市に合併されたのは「安芸津」。
海の事故は忠海でなく安芸津だった、のではないかしら。
と、今頃になって思うわたくしです。

人の世の騒ぎとは無縁に、どこまでも美しい風景でした。

はてさて?

茎のとげとげ、ご覧になれますか?

週の初め頃にやって来たこの花たちは、つぼみでした。
全体がイガイガしていて、興味が沸きませんでした。

食虫植物を思わせる姿だったのですよ。

いざ咲いてみるとまずまずで、白い方は特に堂々として美しいのですが
そちらにスポットを当てると、小さい側がとても貧相に映るので
アングルに困ってこのような位置からお見せすることになりました。

なんか、バランスって難しいなぁ。

英名の「ポピー」がポピュラーで、和名はひなげし(雛罌粟)。
別名「虞美人草」と呼ばれます。

さて「虞美人草」と聞いて
項羽(こうう)と劉邦(りゅうほう)の話と夏目漱石の小説の
どちらが皆様には思い浮かんだことでしょうか。

冷蔵庫のそばに置いてある未開封の「芥子の実」の
賞味期限が気になったワタクシでした。