有志のご厚意で成り立っている事実

わが殿中のご近所に麻雀屋さんがあります。
おかみは貫禄のご婦人で、公共の機関の仕事を色々任されているようです。

しかも、ボランティア。
なので、本業に手が回らず大変と仰います。

景気が良くなったと報道されていますが
広島の中心地はその恩恵に与っていないようですね。
公共団体は廃業による加入者減少の影響を受け
パソコンも事務スタッフも配備できない状況なのです。

なにかお役に立てないかしら。
思ったけど飲み込みました。

・・・だって、本業に手が回らなくなるんでしょ。
それじゃ我が社は首が回らなくなっちゃう。

ああ。

過去に出会った昼下がり

彼は言いました。
「意志あるところに」

まだわたくしが駆け出しだったころ、自分の未来に不安を感じ
少しばかり弱気な発言をしたときでした。

今でも己の才能や運を信じられなくなったときにに
心の中でつぶやくのです。

「意志あるところに」

その後、協力関係から利害が対立する立場に変わり
最後に電話で話をしたときから三年近く遠ざかっていました。

今日、彼の行方がわかりました。
黄泉へ旅立っていたのです。

母が自ら命を絶ったために
彼は取り残され、捨てられた思いから逃れられませんでした。
だからこそ、妻子に深い愛情で接していると確信していました。

しかし、彼も家族を残して去ってゆきました。

訃報がわたくしの元へ届いたのは、すでに二年二ヶ月が過ぎた午後のことでした。