高速道路にて
先日大人買いについて触れましたが
同じようなことをしたものに「ガラスの仮面」がございます。
他にも「千夜一夜」、「グリム童話集」などなど数々ございまして
実は書籍の買い方に関してだけ言えば
叩けばほこりの出る身体、と言えるわたくしでございます。
今夜もそうやって手に入れた「エロイカより愛を込めて」を読んでおりますと
「ね、ね、今度は何読んでるの、そんなに買ってきて子供たちが泣かない?」
と、夫がそばから聞くのでございます。
考えてみれば書店の棚の三十センチ分が、どーんと空になったのですから
コミックを買いにやって来た子女ががっかりする可能性は、なきにしもあらず。
しか〜し。
このように売れ筋の文庫本で、売り場面積が大きな書店では
倉庫にたっぷりと在庫があるはず、なのであります。
間違いないっ!!!
万が一、担当者が不甲斐なく、うっかり注文をしていなかったとしても
車で二十分ばかり走ったところにある取次店、これは書籍の問屋ですが、に行けば
売るほどおいてあるわけですから、電話で注文して配達してもらえばよいのです。
ま、それはともかく、江戸時代の昔より全部買ってしまうのは野暮と見なされ
ひとつは残すのが礼儀とされております。
知っていての確信犯、たちが悪うございますが
歯医者通いに長期計画が必要な今日この頃、是非お許しくださりませ。
え、そんなら葬儀も予約せい?
はい、わかりますことならば。

