
急で、しかも遠方。
夕方に出かけて尾道で作業をする予定が入りました。
高速道を利用して片道1時間30分かかるところ。
別の業者の行った設定のリカバリを依頼されたため
責任は重大、気持ちも少し重いようなTOTORO殿でした。
とはいえ、そこはきまぐれ隊。
深く悩まない、なんとかなるサ。
さて、彼が仕事をする一時間ほどの間、車中でテレビを観ていました。
「頭がチーズだったから」の再放送もありました。
彼女は英語が良くできる代わりに
数字の連番どおりに書類を並べることができないなど
脳の機能に偏りがあります。
この偏りのことを医師が「穴の開いたチーズ」と表現したのだそうです。
人生は、チャレンジ。
こんなふうに言うのは、あまりに陳腐ですね。
試練と呼ばれているものがどんなに甘いものであるか。
障害があっても、自分で働いて収入を得たい。
経済的な独立を保ってこその自立である。
と考え、努力してきた道のりは大変なものであったと思われます。
何かができないからといって悲しまなくてもいい。
何かができるからといって安心してはいけない。
彼女の言葉を何度もかみしめました。
