向こうに見えるは世界遺産
超人的な耳の良さのつもりが、案外幻聴かもしれないという
耳を疑うような話をしてから数日経って、夫が言います。
あのね、持って行ったらね、何でもないって。
(なんだ、心配になったのかい)
ふ〜ん、良かったね。
それでね、部品交換するので預けて下さいって。
だって、何でもないわけでしょ。
それがね、部品注文しましたって。
どして、何でもないわけでしょ。
だけどね、乗っていても問題はないですって。
なんだ、わけわけらん。
お金持ちの企業のすることは全く理解不能でござるよ。
ま、新しくなるわけだからこの際なんでもいいし
文句は言わないと決めました。
そして夫は部品交換の後の愛車を受け取って
帰ってくるなり驚愕の事実を申し述べました。
あのね、違ってたんだよ。
へ?
何々、遠慮はいらぬ、子細漏らさず申せ。
詳しく聞いてみると、最初よくわからなかったらしい。
これか、と思われる部品を手配し取りあえず取り付けてみたが、違っていた。
結局エンジン補機類のウォーターポンプに損傷があったと判明し
また後日取り付けのために預ける段取りが決まりました。
漏れてたのは水って話です。
なんてことでしょーかね。
どちらさまも感謝しなされ、地獄耳に。
ふんっっ!!

秋深し\