
きれいな夕空になると予想したとおりでした。
「マリーナホップ」の駐車場に停め、三脚を担いで急ぎます。
見る見る陽は落ちて、黄金からオレンジ色に雲は染まって行きました。
エンジン音で、そろそろフライトが近いとわかるのに
少し遠くて定かではなく、狙いをつけられずにいると
あっ
と思った瞬間に風が起こって大きな鉄の鳥が走り出しました。
広島西飛行場から飛び立つ飛行機は
海に伸びた滑走路を滑って、ダイビングするかに見えて浮上します。

その後ろ姿を見送り
待つこと1時間。
東を仰ぐと月が燦然としていたのでした。

目で見たように、撮りたい。
チャレンジは続きます。

