お・・・おっと

三段峡近くのダム湖。

隠れている右手に水辺は拡がっています。
水面に映る木々を写し撮りたくて、夫は柵を越え
岸へと降りていきました。

その気配を感じながら3枚ほど山をカメラにおさめて
停めてあった車に向かっていると、背後で大きな音がしました。

バシャ〜ン。

片足が深みにはまったようです。
苔で滑ったのでした。

落ちた〜っ!!

彼は急いで車へ戻り、ずぶぬれの靴と靴下を脱ぎます。
右足のスボンの裾をたくし上げると
膝に見事な紫陽花のつぼみが出来ていました。

(あら、きっと明日には花開くわね)

もっと深いところだと危なかった。
人は咄嗟には声が出ないモンだ。
カメラを落としちゃいけないので大変だった。

(うふ、大袈裟ねぇ)

二日経った今夜も、風呂上がりに湿布を貼り付けています。
転ぶまいとして支えにした手が、一番の重症でした。

2006 ひろしまドリミネーション

11月18日から20日までの三日間は「えびす講」です。
この祭と共に広島の冬が始まります。

今日は生憎の雨。

せめて「ひろしまドリミネーション」の即席写真でもお目に掛けましょう。
11月17日〜2007年1月3日、平和大通りが輝きます。

三脚無しのコンパクトデジタルカメラではこれで精一杯でした。
腕のせいか、お道具がものを言うのか。
この疑問に対するお答えは後日出すと致しましょう。