5月, 2007 | はなこタッチ

紫煙害

　
我が西洋長屋のエレベーター内に貼り紙が出現しました。

　
　ベランダで煙草を喫うときは注意!!

　一階の専用庭に吸い殻や火が落ちて危険だからと
　理由が書いてあります。

　「危険だから」は立派な理由です、堂々と言えます。

　さて、悩まされているのが窓から風に乗って入る
　あるいはビルの入り口や路上で出会う、通りすがりの煙。

　ウチの中で喫うなと言われたとき

　それを外に持ち出すのはなぜでしょうか。

　あなたの家族でなければ、かまわないと?

本日世界禁煙デーにつき、一考願います。

「文化財保護法」は全文130条からなっていて
昭和25年の今日、公布されました。

指定になると、自由に出来なくなる。

要はそういうことなのです。

管理のところにしっかり記載があります。

「重要文化財の所有者に対し、重要文化財の管理に関し必要な指示をすることができる。」

思い出したのが世界遺産です。

熊野古道、つまり参詣道の山には持ち主が居るのですね。

なんだ、あれは国有林ではなかったの?
その土地には長い年月、森林と自然を守るノウハウがあって
世界遺産として指定された管理方法とは異なるのです。

為に、雨の後の地滑りに悩まされる結果となりました。

保護とは何か。

考えてしまいました。