青空と紫陽花
レストランでランチタイムを過ごしました。
共に食事をした彼女の家庭は五人家族。
郊外に居を構え、二人の息子と姑と夫を抱えての奮闘ぶりは天晴れです。
一時間ほどの僅かな会話ではありましたが
自分よりは少しばかり若い彼女の
多忙な日々に埋没すまいと願う心情が充分に伝わってきました。
春に、自己実現を夢見て辞めたスタッフがいます。
国家資格を得るため、勉強に力を入れたいとのことでした。
40歳をいくつか超えた頃
なんともいえない焦燥感に包まれるのは自然なことでしょう。
ある人は趣味に走り、別の人はキャリアを見直す。
再び恋がしたくなる女性もいれば、決別する妻もあるのでしょう。
昔は寿命と言われた50代が近づくと
ほんとうの「不惑」がやって来るのかも知れません。
