
棚から長く垂れ下がるのも麗しいのですが
この季節、山で見かけるこのような藤はいかがでしょう。
なんと涼やかではありませんか。
マメ科フジ属はフジとヤマフジの二種類があるらしく
蔓が右巻きで花房が長いのがフジ
蔓が左巻きで花房が短いのがヤマフジ、とのこと。
さて、藤を多く見かけるということは手入れのされていない山林だ
と聞けば考えてしまいますね。
昔は藤の蔓で工芸品をつくったり
育てたい木の邪魔になる場合に刈り取っていたので
こういう風景はそうそう見られなかった、と。
話は変わりますが、藤のつく名字は先祖が藤原氏だと言っている人が多いようです。
しかし、中臣鎌足が賜った氏性「藤原朝臣」がその始まりであって
鎌倉時代以降は、その子孫が藤原と名乗っていないという調べもあります。
では、現代の藤原さんは藤原氏ではないということになりますが
いったいどこから湧いてきたものか。
そんな細かいこと気にするな?
はあ、ごもっともです。
藤には白花もあります。
それでも「藤色」と言われて白を想う人はいないのですから。
