路の途中 一

岡山県の豪渓がもうすぐそこに迫っていた。

突然ナビゲーター上から道路が消えて無くなり
眼前には工事中の砂利道が現れた。

ガタガタと揺れるのに耐え、やっと開放されたとき
素晴らしい風景に出会った。

私有地らしいので、本来は許可を得なくてはならないのだが
覗いたところ誰も居ないようだったので失礼して撮影させてもらった。

 

手招きする夫について右手に進み降りてゆくと
錦の揺れる清流があった。

嬉々とし、時を忘れそうになったのは言うまでもない。

自然界の不思議

写真中央は広島城です。
今夜はこの城の真上に月が昇りました。

さて、ベランダで、「食べられるもの」を作ることにして一月。
蒔いた種からたくさんの双葉が出ました。

青梗菜の間引き菜はお弁当の色どりや薬味とし、重宝しています。
貝割れ大根の辛味を少しやわらかくしたような味で驚いたのですが
思えば青梗菜はアブラナ科で大根とは近いのですから、当たり前ですね。

栄養に満ちているスプラウトは
黄昏に向かいつつある細胞に活を入れるには相応しいかと。

そうそう、何でも
必要としているものはよく育つとか、聞いたことがあります。

育ちすぎて鬱陶しいと刈り込んだ「金のなる木」は
きっとすくすくと伸びることでしょう。