一昨日の広島は見事な狐の嫁入りでしたね。
予想通り、相生橋から北を臨むと大きな虹が見えました。
太く、近い虹。
右半分はすぐに薄れてしまったものの
一部は長い間、空を彩っていました。
虹といえば、弧を描いた虹が出てくる映画を夕べ観ました。
黒澤明監督の八話オムニバスで、「夢」というタイトルだけに不思議な映像。
天気雨の日に、山を背景に少年が見たのは、くっきりとした半円でした。
映画の中では、虹の下に狐が居ると少年の母が言っていましたが
夫は「小人がいるんだよ」と笑っていました。
私は、そこには夢があるのだと思ったのでした。
22日の虹
