
三原市は全国的には有名でないかも知れない。
と、個人的には思っています。
広島県は原爆ドームに宮島、カープとお好み焼きで代表され
そのほとんどが広島市とその周辺に集中しているから
人口十万余の地方都市の印象は強いとは言えないでしょう。
ところが、JR三原駅は新幹線も在来線も乗り入れており
港までは300メートルという近さで、すぐ目の前に見えています。
その上、広島空港のある本郷町が合併によって三原市となったため
実は陸・海・空のすべてがコンパクトに揃った「核になれる」地域なのです。
安芸と備後にまたがる町の繁栄がいまひとつであるのは、甚だ残念なことです。
「神明祭」に行こうとして国道二号線から左折
スーパーの駐車場に並んでいるところを国道沿いのドラッグストアに誘導されました。
おかげ様で、難なく会場入りすることが出来ました。
感謝の気持ちから、当ドラッグストアで買い物をし、大ダルマを目指しました。
しかし、ダルマ供養塔までの道のりは景色が単調で
何度も訪れたい催しではないとすぐに判りました。
発表されたデータによりますと、この10年間で、人出の増加は10万人も。
確かに人数は増えました。
けれども、伝統行事を長く伝え、さらに発展させるには
大人が繰り返し参加したい祭りにする必要があります。
