教訓

立秋。\r
春の次は梅雨、長雨が明けると
目の前には秋が立ちはだかっているのであった。\r

室内には打刻音が蝉時雨の如きに響く。\r
海も山も、いかなる避暑の地とも無縁の輩。\r

おお、案じるには及ばぬ。\r

飛んで火に入った夏の仕事があろうとなかろうと
この世は煉獄、いずれ何事かを為さねばならぬ身。\r

今日のことは、暮れぬうちに片づけよ。\r
明日はまたその日の災いがやってくるものなれば。