もののけの声

残暑も峠を越えるという処暑であります。\r
急にぶり返した「夏」にお疲れの皆様\r
休日の朝寝を楽しまれましたか。\r

いやいや私は元気と仰る方は
慶賀の至り、そのままお励みくださいませ。\r

できればこちらの仕事も片づけていただけると助かります。\r

夕べのことでした。\r
洗い物の入ったかごを抱えて給湯室まで行く途中\r
残業で疲れている足を引きずるように歩く廊下に
大きくて陰気な男性の声が響きます。\r

「○×△・・・ハハ・・・」\r

何を言っているのかは不明ですが
黄金バット(古いのは勘弁して)のような笑いも混じって
不気味なこと、この上ありません。\r

振り返りましたが人影は見あたらないのです。