難儀

冷えますね。\r
え・・っと、そうそう、乗り込んできた方々のお話。\r

「大丈夫でしょうか。」\r

この言葉に「どうして乗ってくるの。」\r
という非難の気持ちが含まれているように聞こえたのは
わたくしだけだったのでございましょうか。\r

最後の一人が身体を押し込んだ瞬間\r
「ブーッ!!」という警告音が頭の中を響き渡りました。\r

しかし次の瞬間、何事もなく扉は閉まりました。\r
気詰まりな空気を押し込めて、四角い箱は動き始めたのでございます。\r

皆一様に前を見ているように感じられます。\r
定員は9名。\r
超過しているのでは、と疑惑が沸いてくるものの
身動きができないので確認をすることはできないのでございます。\r

一階に到着するや否や、人々は飛び出して玄関へ向かいました。\r

真夏でなくて良かった、とそれぞれが手にする紙袋を眺めながら\r
感慨を深くしたのでございます。\r

生ゴミ収集日の難儀でございました。